贈る人の心を伝える伝統の銘酒をつくる―青木酒造株式会社
青木酒造は天保2年(1831年)十一代将軍家斉の時代に、茨城県西部渡良瀬川と利根川の交わる古河に創業しました。現在では古河唯一の地酒を造る酒蔵として、小規模ながらも家族で営み、代々受け継いできた土地や伝統を守っています。
主要銘柄「御慶事」は三代目当主が大正天皇御成婚の折、皇室の繁栄と日本の国のますますの隆盛への願いを込めて「最高のよろこびごと」という意味で「御慶事」と命名したものです。
飲んで下さる皆様の「よろこびごと」のそばに「御慶事」のお酒があれば、大変嬉しく思います。
酒造りを通して、杜氏の技術や日本酒文化を後世に伝えていくことはもちろん、私たちが誇る茨城・地元古河の自然の恵みを、もっと多くの方々に感じて頂きたいと考えています。
茨城・古河への想い
代表銘柄「御慶事」では、茨城県の酒造好適米「ひたち錦」や県産の酵母、茨城のブランド米「ふくまる」「一番星」などを、地元の農家の秋庭さん・中山さんに契約栽培を依頼し使用して酒造りを行っています。
豊かな水と大地の恵みを与えてくれる古河への恩返し、そしてこれまで私たち酒蔵を支えて下さった地元の方々への感謝の気持ちを胸に、これからも茨城や古河のまちづくりの一翼を担う意識を大切にしながら、その時最高の品質で酒造りを行えるよう努力してまいります。
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2017年3月22日に放送された、テレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」の水曜コーナー「継ぐ女神」に、弊社専務青木知佐を取り上げていただきました。本日3/22...
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《現在、青木酒造での取り組みは無事に終了し、2021年から新潟佐渡島の天領盃酒造さんに引き継がれました。今後とも20代の酒造り、二才の醸を応援して頂ければと思います。》S...
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